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月刊フラワーズ
閲覧数:222 配信日:2017-12-20 23:38
主人公は「小動 爽太」だけれども
自分にとって最も衝撃的だったのは、「紗絵子」の考え方だった
・主人公に良い意味で「妖精さん」呼ばわりされていた「紗絵子」の行動は、天然ではなく意識して実行されていたものだった
「腹黒い」のではなく「ポジティブ」
・言葉尻の問題かもしれないが、恋にはある程度「駆け引き」は必要
・それを「駆け引き」と取るか、何と取るかは結局「考え方次第」
読者の期待を裏切ることは大事
読者が抱いていた「井上 薫子」に対する印象
・仕事が出来る女
・どちらかと言えばクールビューティー的な
・大人の女性
「紗絵子」を登場させることで、「井上 薫子」の考えを変えていく
・「井上 薫子」の心の描写を描くことで、結果的に読者にもそれを知らしめていく
全体を通して
「無茶苦茶な設定」に「丹念な人物描写」で漫画を展開してく手法
・絵柄は全く異なるが、「金田一蓮十郎」のことが頭に浮かんだ
ストーリーテラー
・結局私は「ストーリーテラー」な漫画家が大好きなのだ、ということを再認識した
・漫画なのだからある程度の無茶な設定でもOK
・作品の世界観が確立された上に、人物描写がしっかり出来ていれば