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投稿日:2022-02-05
更新日:2022-02-05
基本情報 / 単行本の一覧 / 話の一覧
読了年月日 / 全体感想 / 特に印象に残ったシーン
既視感 / アイリウム / 大変な才能
世間とのズレ?
読了年月日 / 全体感想 / 特に印象に残ったシーン
既視感 / アイリウム / 大変な才能
世間とのズレ?
基本情報 / 単行本の一覧 / 話の一覧
基本情報
著者
小出もと貴(こいで・もとき)
東京都出身。「MANGA OPEN」に応募し編集部賞を獲得。『利己的な遺伝子』や『ミュージックエックスレイ』、星新一先生の作品『はい』に強い影響を受け、本作『iメンター』の着想に至った。過去作に『アイリウム』、『サイコろまんちか』など。
紹介文
iメンターは24時間365日、常に正しく道を照らします。“暮らしの水先案内人”に人生の決断を委ねよう――。最新の遺伝子情報を基に、「iメンター」と呼ばれるタブレットが人間に的確なアドバイスをする近未来。将来の夢は叶うのか、このひとは最良の結婚相手なのか。自分は、いつ死ぬのか。iメンターは全て数字で、「正しい生き方」を教えてくれる。本当に人間の幸せは「遺伝子」だけで決定されてしまうのか? iメンターに管理された「理想郷」で、「正しい生き方」をデータと数字で突きつけられた人間たちの尊厳を問う。『アイリウム』『サイコろまんちか』の小出もと貴が描く、SFオムニバス!
単行本の一覧
2021/08/23
iメンター すべては遺伝子に支配された(3)
AIが個人の命すら選別する世界は、本当に幸せ?遺伝子をめぐる近未来SF、ここに完結!
2020/11/20
iメンター すべては遺伝子に支配された(2)
第1話Twitter総いいね数18万!! 持って生まれた遺伝子で主人公と脇役が決まる世界。あなたの遺伝子は、この世界に必要?
2020/07/20
iメンター(1)
「iメンター」は人間を管理する。それは、”最大多数の最大幸福”を実現する理想郷――。人間の尊厳を問う近未来SFオムニバス!
話の一覧
2021/05/21
Last Case 運命を超える遺伝子・解②
2021/05/21
Last Case 運命を超える遺伝子・解①
2021/05/21
Case 9_2 運命を超える遺伝子
2021/05/21
Case 9_1 運命を超える遺伝子
2021/05/21
Case 8_4 優秀な遺伝子・解
2021/05/21
Case 8_3 優秀な遺伝子・解
2021/05/21
Case 8_2 優秀な遺伝子
2021/05/21
Case 8_1 優秀な遺伝子
2021/05/21
Case 7_4 理想の遺伝子・解
2021/05/21
Case 7_3 理想の遺伝子・解
2021/05/14
Case 7_2 改変遺伝子
2021/04/30
Case 7_1 改変遺伝子
2020/11/20
Case 6_4 肉体遺伝子・解
2020/11/20
Case 6_3 肉体遺伝子・解
2020/11/20
Case 6_2 肉体遺伝子
2020/11/20
Case 6_1 肉体遺伝子
2020/11/20
Case 5_4 運動遺伝子・解
2020/11/20
Case 5_3 運動遺伝子・解
2020/11/20
Case 5_2 運動遺伝子
2020/11/20
Case 5_1 運動遺伝子
2020/11/20
Case 4_4 難病遺伝子・解
2020/11/20
Case 4_3 難病遺伝子・解
2020/11/20
Case 4_2 難病遺伝子
2020/11/20
Case 4_1 難病遺伝子
2020/07/20
Case 3 就職遺伝子
2020/07/20
Case 2 犯罪遺伝子
2020/07/20
Case 1 婚姻遺伝子
読了年月日 / 全体感想 / 特に印象に残ったシーン
読了年月日
2022 年 2 月 4 日
全体感想
1 巻 ~ 2 巻
ランキング入りも視野に入るレベルの漫画だと感じました。
絵も好きだし、ストーリーも好きでした。
3 巻
期待外れではないですが、「 1 巻 ~ 2 巻」レベルの出来ではないと感じました。
丁寧さが減少し、全体的に駆け足進行の印象を受けました。
「フルドラム」読了後の感想と一部似ています。
「管制局第 7 局」「管制局第 3 局」「管制局第 2 局」「管制局第 1 局」以外の局長や局員がこれから登場するのだろうと期待していましたが、思いの他、登場人物は少なかったです。その点は残念でした。※もっと連載継続して欲しかったです。
塩谷奨が登場した時点で
・これから順番に一人一人ラグビー部員が登場してくるのだろう、どんなキャラクターがいるのだろう? と興味を抱いたが、それ以降の紹介はなし
・ちょっと残念だった
・これから順番に一人一人ラグビー部員が登場してくるのだろう、どんなキャラクターがいるのだろう? と興味を抱いたが、それ以降の紹介はなし
・ちょっと残念だった
特に印象に残ったシーン
Case 2 犯罪遺伝子
「染倉」視点で進行していた話を「宇奈月(蛯原)絢奈」視点に切り替える展開が、予想の外側過ぎるのに違和感なく描写されていて、大変見事です。
既視感 / アイリウム / 大変な才能
既視感
「機械が人間にアドバイスをする近未来」という設定
「最新の遺伝子情報を基に、『iメンター』と呼ばれるタブレットが人間に的確なアドバイスをする近未来」という設定は、「PSYCHO-PASS」に似ているな、と感じました。
※しかし、ストーリー自体は全く異なるので、特に気になったわけではありません。
「親の子供」ではなく「親の複製」だったという展開
「宇奈月絢奈」は「母親の子供」ではなく「母親の複製」だったという展開は、「彼方のアストラ」でも似た展開を読んだ気がするので既視感がありました。
わりとストーリーの核心に近い話なので、「彼方のアストラ」を読んだ方が「メンター すべては遺伝子に支配された」を読んでどう思ったか、聞いてみたいです。
アイリウム
読了後に著者名で検索して、気が付きました。
私は「アイリウム」を読んだことがありました。
SFとしては使い古されたテーマだと思うのですが、丁寧に描写されていたため作品の世界観に入り込むことができました。印象に残っていた漫画でした。
1錠飲めば1日分の記憶を飛ばすことができる薬、アイリウム。薬が効きはじめると、他人から見れば意識もあり普段通りの生活をしているように見えて、その間の記憶がまったくなくなってしまう。つまり、嫌な思いをする出来事の前に飲んでおけば、その事を思い出すことなく日常生活が送れるのだ。記憶を薬でコントロールできるようになった時、その人の生はどんな彩りになるのか…。
大変な才能
「iメンター すべては遺伝子に支配された」を読んで、私は「小出もと貴」の漫画が好きなことに気が付きました。
このレベルのストーリーテラーであれば原作者がいるのが通常だと思うのですが、誰もクレジットされていません。
「ストーリー」「絵」の両方をこの高いレベルで表現できる点は、大変な才能だと思います。